月刊近美7月号 No.003

 

近未来のコンビニエンスストア

突如、荒木博士の呼びかけにより「近未来のコンビニ」について対談を始めた近未来美術研究所。
メンバーは各々コンピュータや携帯電話を使って、電子の海、すなわち仮想現実の空間に集結した!

荒木博士 :では、研究会をはじめたいと思います。今日の研究テーマは「未来のコンビニ」です。
遠藤研究員:了解。
梅津研究員:よろしくお願いします。
塚田研究員:がんばりましょう。

荒木博士 :さっそくですが、今後コンビにはどう変わって行くと思いますか?
塚田研究員:最近ではポストとかレンタルビデオ店の返却ボックスとかが増えてきたよね。
荒木博士 :○ーソンなんかも○タヤとタイアップしてるしね。
塚田研究員:うん、このまま「ボックス系」が増えていくと考えると、何があるかな?
梅津研究員:選挙BOXとかが置かれていつでも投票できるとか?
遠藤研究員:コンビニで投票できると便利だね。
荒木博士 :大人のおもちゃなんかも買いやすくなるかも。
遠藤研究員:レンタルビデオ店みたいな、未成年立ち入り禁止のボックスがあるってこと?
荒木博士 :そうそう。完全18禁コーナー。
塚田研究員:ディスクシステムの書き換えマシンとかもあっていいな。ブーム再熱で。
荒木博士 :でも、いろいろ置くとスペースの問題が発生するな。
遠藤研究員:かといって便利なサービスをやめるわけにはいかないからね。
塚田研究員:「ボックス系」がピーク時には、おにぎり3つとお茶1つ位しか置けなくなると思うよ。
梅津研究員:自販でおにぎりを販売しちゃえばいいのでは?
遠藤研究員:いやむしろ食品は全部サプリメントになってる。
荒木博士 :近美の食堂にあるような食事が一般の人々に受け入れられるかな〜?
遠藤研究員:しかし、いろんな資格持ってないとなれなくなるんじゃないかな、扱うものが多すぎて。薬剤師とか。
塚田研究員:相当条件厳しいなぁ
遠藤研究員:憧れの職業になってるかも、エリート職だね。

荒木博士 :そういえば、前の研究会で塚田研究員が写メールがどうだとかいってたけどあれってどういう事?
塚田研究員:えーと、健康ブームが高まりすぎて、健康を自慢したい欲求が抑えきれなくなります。そこで自分の排泄したものを撮影して、世界中にメールできるシステムがトイレにつくと思うんだ。
遠藤研究員:それがコンビニにも標準装備されるということだね。
梅津研究員:T○T○とタイアップか。
塚田研究員:あんまり伏字になってないよ!>梅津研究員
荒木博士 :彼女からメールが来てタイトルに「コンビニにて」って書いてあって、見てみると、うんこ画像が〜って事だよね。ス、テ、キ
塚田研究員:それで、彼氏は彼女の健康さに嫉妬したりするんだね。
梅津研究員:健康ブームでレントゲンがプリクラ気分でできる日も近いな。
荒木博士 :プリクラね。コンビニに有ってもおかしくないな。
遠藤研究員:防犯の役割もかねて入店した段階で一枚とられるとか。
荒木博士 :トイレに入る時は、1枚店員にプリクラを渡すとか。
塚田研究員:トイレのドアに画面があって、そこに現在入ってる人の顔が表示されると便利だよね。
荒木博士 :ちゅーかこの前、○ガイ1Fのプリクラコーナーで、サラリーマン風のおやじがプリクラ撮ってる女の子のスカートの中をプリクラしちゃってたよ。だって僕ず〜と見てたもん。ちなみにその写真出来たら下さいって、いってないよ!(笑)
梅津研究員:しっかりのぞいてたね>荒木博士
塚田研究員:じゃあコンビニのプリクラは、撮影中にパンツを覗かれないようなシステムになってるだろうね。
荒木博士 :そうね。
塚田研究員:いっそ、パンツをはいての入店を禁止すればいいんじゃないかな。
荒木博士 :そっか!
遠藤研究員:トイレとプリクラが合体して一つの密室になってるとか、カメラが正面と便器の中が写る位置にある。
塚田研究員:ノーパン+そのシステムで完璧だ!
荒木博士 :パンツをはいてないと撮る方も冷めるしね(僕の意見じゃないよ)
遠藤研究員:それならトイレとプリクラが便利すぎて、おにぎりとか雑誌とか全部いらなくなるね。
荒木博士 :てことは近未来のコンビニは、プリクラとトイレの合体したもので、ノーパンのみ利用可ってことですね。
梅津研究員:間違いない!!
塚田研究員:いや〜、まとまって良かった。おつかれさまでした。

 
−結論−
近未来のコンビニは、プリクラとトイレの機能が複合した施設。
下着を身につけていない場合のみ利用可能。
 

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